坂道発進

シャランはDSGトランスミッションを採用しています。
ATのようにクリープがありません。

なので、坂道発進の際にいつものように(ATのように)発進しようと、ブレーキから足を離して、アクセルを踏み込む前に車体が後ろに下がってしまいます。

「おおげさな!」とおっしゃるかもしれませんが、マジ、結構下がります。1.8トンありますから。
1.4Lのエンジンは1,500回転ほどまで回さないとトルクが立ち上がりませんからね。

そこで、ワーゲンさんは、オートホールド機能(ヒルホルダー機能付)を装備しました。
この機能をONにしておくと、ブレーキを掛けて止まるとどんな状況でも文字通り車体をホールドします。

DISCO3にも似たものが付いてました。
でもあちらはパーキングブレーキで、ロックした状態からアクセルを踏み込むと自動でブレーキが解除されます。

シャランにはオートホールド機能とは別にパーキングブレーキがあります。




試しに、坂道で停車してパーキングブレーキをかけ、その後そのままアクセルを踏んでみました。
すると、車体後方が“ググッ”と沈み込み、その後ブレーキが自動解除され発進できました。
でも、結構荒っぽいエンジン音がして、クルマには良くなさそうです。

今度はオートホールド機能をONにして、坂道発進を試みます。
やや大きめのエンジン音がしますが、スルスルと発進できました。
走りだせばオートホールド機能は自動解除されます。
これ、停車する前に押さないとダメなようです。
止まってからONにしても反応しないことがありました。

まあ、慣れれば問題ない範囲でしょうね。

しかし、これが大きく影響するシーンがみつかりました。
308SWの時にもみんカラで記事にしましたが、やっぱりシャランでも(^^;

私の車を停める場所って、道路に面した入り口部分に極端な傾斜があります。
バックで駐車エリアに入っていきますが、これが厄介です。

オートホールド機能ONでの車庫入れ。
何度か切り返して駐車しますが、切り返しの度にホールドされます。
微速で少しずつバックしようとしても、回さないと動かない。
少し勢いをつけてバックすれば、後方の植え込みに突っ込みそうです。

かと言って、OFFですとバックしようと後ろを見ている間にズルズルと前進していきます。
ギッコンバッコンを繰り返すことになります。

これも慣れだな〜(^^;

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