顛末記(7)

一気にテンションが下がってしまいました。
というか、困ってしまいました。

この時点で、かなり頑張った値引きを出してもらっていました。
決算期に迫るほど。

ここまでくると、シャランに決めようと思っていました。
DISCOや308SWのような趣味性は薄れますが、実用車としての出来は“素晴らしい”の一言。

こうなったら!
ハイラインの試乗車を手配してもらうことにしました。
ハイラインの標準はハーフレザーシートなんです。
OPのフルレザーシートはもう予算オーバーです。

なんとかハイラインの試乗車を手配をしていただき、ディーラーの周りを走りました。
(本当にディーラーの皆様にはご迷惑をかけたと思っています。すみませんでした。)

ハーフレザーのシートのすわり心地を確かめました。
座面サイド部のレザーがファブリック仕様よりもしっかりしてる感じがしました。
これなら、問題ないかな?

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後日、手に入れた「Sharan & Golf Touran のすべて(モーターファン別冊)」で吉田由美さんがこんなことを書いていました。
「体格の大きな人向けに作ってあるから、私くらいの体型だとポジションが合わせにくいかな」
吉田さんは身長164cmとのことで、私とほぼ一緒です。
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多分、一時的なもの・・・。私の運転で酔った?


シートヒーターの暖かさは確認できました。

“慣れるだろうな”


改めて商談の席に着き、ハイラインの試乗車を用意してくれたことにお礼を言い、しばしの沈黙。

「ここまでくると、やっぱりサンルーフが心残りですね(^^;」と切り出した私。(きっと営業さん、私が鬼に見えたことでしょう^^;)

妻は苦笑。

「実は系列ではない販社に同じ仕様のサンルーフ付きがありました。でも、譲ってもらうのは難しいかと・・・」と営業さん。

系列以外の販社同士では、何かとややこしいことがあることは知っているつもりです。
LANDROVERでも同じようなことがありました。
「大人の事情がありまして・・・(意味はなんとなくわかりますがねえ)」


交渉次第なんでしょうが、これ以上無理いうのも申し訳ないな・・・と思っていました。

営業さんは「私は席を外しますから、ご夫婦で相談してください。」と席を外しました。

もう決めるしかないと思っていました。
妻も「任せるよ」と言ってくれました。


そこに営業さんが戻ってきて
「譲ってもらえることになりました!!どうしますか?!」
タイミング良すぎじゃないか!?

まあね、ここには多少なりの駆け引きもあったんだとは思いますが、
気持よく「お願いします!」と答えている私が居ました。

なんか、清々した気分。
自分の気持を十分にぶつけ、妻の意見も、子供たちの意見も聞いた上での充実感・・・なんだと思います。

かくして、フォルクスワーゲン・シャラン ハイラインが我が家にやって来ることになったわけです。

前向きに、我が家のわがままにお付き合い下さったディーラーの皆様、
大変お世話になりました。
今後とも宜しくお願いします。

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