モニター試乗
今回はモニター試乗でGTiを2時間ほど。
お昼を挟んで、DS3を3時間ほど（ちょっと道に迷いまして(^^;）。
どちらも6MTです。
先ずはGTi。
先日のGTiに続きGTも試乗済みでしたが、今回は改めて違いをチェックしたかったわけです。
ミートの瞬間は神経を使うことなく、MT久しぶりの私でもまったく問題ありませんでした。
走り出すと、ここからが明らかに違います。
GTでは少し引っ張っておいてから2速へつないだ方がスムーズでしたが、GTiではズボラに2速へ入れても何事もなかったように回って行きます。
トルクがもりもりなんですね。
で、引っ張ってみると、家族からクレームがつきました(^^;;
助手席の奥さんはヘッドレストに頭をぶつけたと言い、後部座席の娘はひっくり返ってました;^_^A
3速でも同じように加速は続き、4速で一息つく感じ。
ここまでは、GTではカジュアルさが際立ち、GTiでは心地よい緊張感を伴い楽しめる感じです。
もちろん、ズボラ運転を許容する懐の深さがあるので日常の使い勝手も問題ないでしょう。
強いて言えば、固めた脚とタイトなスポーツシート、そしてもりもりトルクがGTiであることを主張します。
少しですが、ワインディングも試しました。ここはGTiの本領発揮なんでしょうが、ちょっと制御しきれない感じがして、恐々とアクセルを踏むことになりました(^^;;
GTでは高回転まで回して気持ちよく走らせることができましたが、GTiは回さなくても気がつくとソコソコのペースになってます。
普段使いでは、回せないストレスを感じてしまうのかな?とも思いました。
助手席の奥さんは、座面のサポートが固めで下からの突き上げも少し感じたと言ってました。
GTの印象の方が良かったようです。
個人的には、やはり終始“やったるぜ！”感があり日常使いでは慣れるまで少し疲れるかな〜という印象です。
でも、GTiの特別な感じは捨てがたいですね。
GTでいくのであれば、現行ではXYになります。プレミアムなインテリアとグラスルーフは魅力的です。ただ、好みのボディカラーがないのと、マフラーを見せない演出が個人的にはバツかな(^^;;
プジョーからシトロエンにより、今度はDS3を借り出しました。特にお願いはしていなかったのですが、モニター試乗で準備をしてくれていました。
DS3に乗り、一旦自宅に戻りのんびりしてから先程と同じコースへ向かいました。
エンジン、トランスミッションとも208GTと同じ仕様になります。
ですので、構えることなくすんなりと運転することができました。
運転席に座って操作系に目を向けると、208の目新しい雰囲気とは違い、見慣れた落ち着く感じです。208よりも大人びた雰囲気でオシャレ。
ボディが赤でルーフが白という目立つ仕様で、インパネはコーディネートされていて白、シフトノブも白。良い雰囲気です。メーターグラフィックも208のアクティブなものと違いオシャレな感じです。
シートは肉厚で、こちらも良い感じ。
走り出すと、思っていたとおり208GTと共通なもの。とてもカジュアルな感じですが、回せば必要なパワーが気持ちの良いサウンドと共に提供されます。
山道で坂道発進のシーンに出くわしましたが、クラッチミートが高い位置のため少し下がってしまいました。慣れが解決してくれることですけどね。
後続車がいなくてよかった(^^;;
試乗終盤で奥さんがシートについて一言。
GTiのは固いけど、腰がしっかりと固定されてDS3のよりイイかも。
へ？目から鱗が落ちる思いでしたよ(^^;;
硬いバケット風シートの方がいいなんて？
あ、長くは乗っていたくないそうです(^^;;;;;;;;
そうそう、駐車スペースへバックで止めるとき。
208に比べてDS3の方が、車両感覚がつかみやすいのかな。
それと、試乗中の両者の注目度。
208は割と新しめですが、GTiならではなのかもしれませんが、近づいてくるのはスポーティ系が多かったです。それと、おろしたてと思われる新型ゴルフがしばらく後ろに張り付いてましたね。
一方、DS3。赤白という派手なボディカラーも手伝ってか、すれ違う車の多くから視線を感じました。それはスポーティカーをはじめ、ミニバンや軽自動車と様々な層の方からのものでした。これにはビックリしました。注目度抜群ですね。
そんな中、今ならでは気になる存在。DS3カブリオ。展示車をみましたが、試乗したイメージにオーブンエアを加えると、素晴らしいカーライフが思い浮かびます。
唯一、トランクの開口部の狭さがあり得ない(-｡-; とは、奥さんの弁。
確かに使い勝手悪いな〜;^_^A
怒涛の試乗でしたが、なかなか有意義な一日になりました。
あくまでも十数年もATしか乗っていなかったおやじの私感ですので、ご了承くださいね。
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